子供の頃のことを思い出してほしいんですが、
小さい時って、多分みんな今よりも
無邪気に楽しく遊んでいたと思うんですね。
楽しかったと思うんですよ。
もちろん、今も楽しいと思うんですけれども
また、そのちっちゃい時の無邪気な楽しさっていうのと
今とは質の違うものじゃないかなって思うんですね。
ですが、だんだん人生が
歳とともにつまらなくなってきているとしたら
それはどうしてかっていうと、あなたの中にある
その一時的なものと二次的なものを
分けるブロックが大きくなってきているんですね。
ブロックが大きくなってきちゃったから
一次側と二次側を行ったり来たりできなくなっちゃって
日常と非日常がごちゃごちゃになってない。
知っていることと知らない事っていうのが
ミックスできなくなってきちゃって、
それもどうしてかっていうと、私たちが成長していく過程で
人生の中で、教育っていうものを受けて
日本は義務教育が中学校3年生まであるから
受けてきたと思うのですが、その教育っていうのが
一時的なこと。一次側のことなんですよね。
昨日と同じことを明日も求められる
例えば毎日学校に通うとか、朝何時までに行かなきゃいけないとか
この季節になったらこういうテストがあるとか
そういう同じような繰り返しを求められている。
言ってみたら、
私たちの日常っていうのは、
どれだけその中に自分を押し込むか。
抑え込むかっていうことに、時間を費やしているっていう風にも
捉えられるんですよね。
けれども、それをやり続けることによって
だんだん人生が窮屈になってくるし
苦しくなってくるし、なんかつまらなくなってくるんですよね。
例えばなんですけれども
普通に結婚して、子供もいて幸せな家庭がある。
けれども、なんか私苦しい。
なんだかよくわかんないけど、苦しいなって感じている人たちも
すごく多いんじゃないかなって思うし、
その理由がわからない。
要は、その一次側にずっと自分を押し込めることによって
その非日常だったり、知らない世界、
ブロックが大きくなっちゃって、
そっちに行き来できなくなっなってしまって、
そこにずっと自分を小っちゃくして、押し込めてしまってるから
非日常だったり、知らないものって
自分に対して、インスピレーションだったりとか
エネルギーをくれるんですよね。
その本来の自分の魂的な部分って言うんですかね、
そういったところから、エネルギーが
もらえなくなっちゃってるっていう状態なんですね。
なので本当は私たちは、その一時側のことをある程度やり終わったら
そこから先は、そのブロックをなるべく取り除いて
その未知の世界とか、非日常の世界に自分を開いていったほうが
生き生きとした人生を送れるはずなんですね。
けれども、そのやり方をどうやったらいいかよくわからなかったり
知らなかったりするから、突然アクシデントが起こるとか、
病気になるとか、何かそういう出来事。
日常じゃない非日常の未知のものが起こってきちゃったりするんですよね。